1 直腸出口閉塞症候群、直腸粘膜脱症候群

こ れはいわゆる ”いきみすぎ” です。
通常は直腸の中は空っぽです。直腸には圧力を感じるセンサーが あります。便がたまったら硬い便か、下痢便か、おならか等を微妙な圧力の変化として感じ取ります。今は下痢かおならか等と
い ちいち考えなくても 勝手に判断して脳へシグナルを送ります。その結果、おならの場合はいつでも出すことができます。下痢なら急いでトイレに駆け込みます。
ふつうは排便が終わると直腸内圧はすぐに下がって、満足感が得られます。
普 段から息みすぎる癖があると、排便が終わっても直腸は収縮したままで圧が下がりません。これが残便感としていつまでも排便後の満足感が得られず、さらに息んでしまい ます。ついつい ”長便所” となってしまうわけです。
排便後もいつまでも何かが残った感じがするから”出口が閉塞”されたように勘違いする状態がさらに進行すると、直腸粘膜には小さな隆起や潰瘍ができて、さ らに残便感だけでなく、四六時中便意を感じるようになります。

このように潰瘍を作ってしまったら手術が必要になります。


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